وَٱلنَّجۡمِ إِذَا هَوَىٰ
星にかけて(誓う)。それが、落ち(て消え)た時。
- この「星」には、「徐々に下ったクルアーン*の啓示」との解釈もある(イブン・カスィール7:442参照)。
- この「誓い」については、整列者章1の訳注を参照。
النَّجم is chapter 53 of the Quran and has 62 verses. This page presents it in full in the Uthmani script, with a verse-by-verse translation of its meaning.
وَٱلنَّجۡمِ إِذَا هَوَىٰ
星にかけて(誓う)。それが、落ち(て消え)た時。
مَا ضَلَّ صَاحِبُكُمۡ وَمَا غَوَىٰ
あなた方の同胞(ムハンマド*)は(導きから)迷ったのでもなく、(信念を)誤ったのでもない。
وَمَا يَنطِقُ عَنِ ٱلۡهَوَىٰٓ
また、彼は私欲で語っているのでもない。
إِنۡ هُوَ إِلَّا وَحۡيٞ يُوحَىٰ
それは、下される啓示以外の何ものでもないのだ。
عَلَّمَهُۥ شَدِيدُ ٱلۡقُوَىٰ
強力な者(ジブリール*)が、彼(ムハンマド*)にそれを教えた。
ذُو مِرَّةٖ فَٱسۡتَوَىٰ
力を備えた者が。そして彼(ジブリール*)は真っ直ぐに立った、
وَهُوَ بِٱلۡأُفُقِ ٱلۡأَعۡلَىٰ
空の向こうの最も高いところに。
ثُمَّ دَنَا فَتَدَلَّىٰ
それから(使徒*に)近づき、降りてきた。
فَكَانَ قَابَ قَوۡسَيۡنِ أَوۡ أَدۡنَىٰ
それで彼は(使徒*から)弓矢二本分か、それ以下(の近さ)であった。
فَأَوۡحَىٰٓ إِلَىٰ عَبۡدِهِۦ مَآ أَوۡحَىٰ
そしてかれ(アッラー*)は、かれが(ジブリール*に)啓示したことを、その僕に啓示した。
مَا كَذَبَ ٱلۡفُؤَادُ مَا رَأَىٰٓ
(使徒*の)その心は、彼が目の当たりにしたことについて、嘘をついたのではない。
أَفَتُمَٰرُونَهُۥ عَلَىٰ مَا يَرَىٰ
一体あなた方は、彼が見たことについて議論するというのか?
وَلَقَدۡ رَءَاهُ نَزۡلَةً أُخۡرَىٰ
彼(使徒*)は確かに、彼(ジブリール*)をもう一度、目にした。
عِندَ سِدۡرَةِ ٱلۡمُنتَهَىٰ
最果てのスィドラのもとで。
عِندَهَا جَنَّةُ ٱلۡمَأۡوَىٰٓ
そこには、(敬虔な*者たちの)住処としての楽園がある。
إِذۡ يَغۡشَى ٱلسِّدۡرَةَ مَا يَغۡشَىٰ
覆うものが、スィドラを覆っている時(、使徒*は見たのだ)。
مَا زَاغَ ٱلۡبَصَرُ وَمَا طَغَىٰ
(使徒*の)その目は、(彼が見ることを命じられたものから、)逸れることも、超えることもなかった。
لَقَدۡ رَأَىٰ مِنۡ ءَايَٰتِ رَبِّهِ ٱلۡكُبۡرَىٰٓ
彼は確かに、彼の主*の最も偉大な御徴の一部を、目にしたのである。
أَفَرَءَيۡتُمُ ٱللَّٰتَ وَٱلۡعُزَّىٰ
(シルク*の徒よ、)言ってみよ、アッ=ラートとアル=ウッザーについて、
وَمَنَوٰةَ ٱلثَّالِثَةَ ٱلۡأُخۡرَىٰٓ
また、別の三番目、マナートについて(、それらが害する力や益する力を有しているのかを)。
أَلَكُمُ ٱلذَّكَرُ وَلَهُ ٱلۡأُنثَىٰ
一体、あなた方には息子があり、かれ(アッラー*)には娘があるというのか?
تِلۡكَ إِذٗا قِسۡمَةٞ ضِيزَىٰٓ
だとしたら、それは不当な配分である。
إِنۡ هِيَ إِلَّآ أَسۡمَآءٞ سَمَّيۡتُمُوهَآ أَنتُمۡ وَءَابَآؤُكُم مَّآ أَنزَلَ ٱللَّهُ بِهَا مِن سُلۡطَٰنٍۚ إِن يَتَّبِعُونَ إِلَّا ٱلظَّنَّ وَمَا تَهۡوَى ٱلۡأَنفُسُۖ وَلَقَدۡ جَآءَهُم مِّن رَّبِّهِمُ ٱلۡهُدَىٰٓ
それらは、あなた方と、あなた方の先祖が名付けた名前に過ぎない。アッラー*はそれら(の崇拝*)に、いかなる(正当な)根拠も下されなかったのだ。彼らは憶測と、自分たちが欲するものに従っている外ならない。彼らのもとには、彼らの主*からの導きが、確かに到来したのである。
أَمۡ لِلۡإِنسَٰنِ مَا تَمَنَّىٰ
いや、一体、人間には(それらの偶像から、)望み通りのものがあるというのか?
فَلِلَّهِ ٱلۡأٓخِرَةُ وَٱلۡأُولَىٰ
アッラー*にこそ、最後のもの(来世)と最初のもの(現世)が属するというのに。
۞ وَكَم مِّن مَّلَكٖ فِي ٱلسَّمَٰوَٰتِ لَا تُغۡنِي شَفَٰعَتُهُمۡ شَيۡـًٔا إِلَّا مِنۢ بَعۡدِ أَن يَأۡذَنَ ٱللَّهُ لِمَن يَشَآءُ وَيَرۡضَىٰٓ
一体、諸天にいるどれだけ多くの天使*の執り成しが、少しも役に立たないことであろうか。アッラー*が、かれがお望みにある者に(執り成しの)許可を授けられ、(執り成しを受ける者に対し、)ご満足する後でなければ。
إِنَّ ٱلَّذِينَ لَا يُؤۡمِنُونَ بِٱلۡأٓخِرَةِ لَيُسَمُّونَ ٱلۡمَلَٰٓئِكَةَ تَسۡمِيَةَ ٱلۡأُنثَىٰ
本当に、来世を信じない者たちこそが、天使たちを女性の名で名付けるのである。
وَمَا لَهُم بِهِۦ مِنۡ عِلۡمٍۖ إِن يَتَّبِعُونَ إِلَّا ٱلظَّنَّۖ وَإِنَّ ٱلظَّنَّ لَا يُغۡنِي مِنَ ٱلۡحَقِّ شَيۡـٔٗا
彼らには、それについてわずかばかりの知識もないというのに。彼らは憶測に従っているに外ならない。実に、憶測は真理に対して何の役にも立たないのだが。
فَأَعۡرِضۡ عَن مَّن تَوَلَّىٰ عَن ذِكۡرِنَا وَلَمۡ يُرِدۡ إِلَّا ٱلۡحَيَوٰةَ ٱلدُّنۡيَا
ならば(使徒*よ)、われら*の教訓(クルアーン*)から背を向け、現世しか欲することがなかった者から、背き去れ。
ذَٰلِكَ مَبۡلَغُهُم مِّنَ ٱلۡعِلۡمِۚ إِنَّ رَبَّكَ هُوَ أَعۡلَمُ بِمَن ضَلَّ عَن سَبِيلِهِۦ وَهُوَ أَعۡلَمُ بِمَنِ ٱهۡتَدَىٰ
それが、彼らの知識の限界。本当にあなたの主*こそは、かれの道から迷う者を最もよくご存知のお方であり、かれこそは導かれた者を最もよくご存知なのだから。
وَلِلَّهِ مَا فِي ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَمَا فِي ٱلۡأَرۡضِ لِيَجۡزِيَ ٱلَّذِينَ أَسَٰٓـُٔواْ بِمَا عَمِلُواْ وَيَجۡزِيَ ٱلَّذِينَ أَحۡسَنُواْ بِٱلۡحُسۡنَى
アッラー*にこそ、諸天にあるものと大地にあるものは属する。かくして、かれは悪い行いだった者たちを彼らが行ったものによって報われ、善を尽くした者たちを最善のもの(天国)で報われる。
ٱلَّذِينَ يَجۡتَنِبُونَ كَبَٰٓئِرَ ٱلۡإِثۡمِ وَٱلۡفَوَٰحِشَ إِلَّا ٱللَّمَمَۚ إِنَّ رَبَّكَ وَٰسِعُ ٱلۡمَغۡفِرَةِۚ هُوَ أَعۡلَمُ بِكُمۡ إِذۡ أَنشَأَكُم مِّنَ ٱلۡأَرۡضِ وَإِذۡ أَنتُمۡ أَجِنَّةٞ فِي بُطُونِ أُمَّهَٰتِكُمۡۖ فَلَا تُزَكُّوٓاْ أَنفُسَكُمۡۖ هُوَ أَعۡلَمُ بِمَنِ ٱتَّقَىٰٓ
些細なものは別として、罪の内の大きなもの(大罪*)と醜行を避ける者たちを(、最善のもので報われる)。実にあなたの主*は、赦しの念の深いお方なのだから。かれは、あなた方(の父アーダム*)を大地からお創りになった時、そしてあなた方が自分たちの母親のお腹で胎児だった時(から)、あなた方について最もよくご存知なのだぞ。ならば、自分自身を(罪から)潔白であると主張してはならない。かれは敬虔*である者を、最もよくご存知なのだ。
أَفَرَءَيۡتَ ٱلَّذِي تَوَلَّىٰ
(使徒*よ、)言ってみよ、(アッラー*への服従に)背き、
وَأَعۡطَىٰ قَلِيلٗا وَأَكۡدَىٰٓ
(自分の財産から)少しだけ与え、(吝嗇さゆえに、施しを)打ち切った者(について)。
أَعِندَهُۥ عِلۡمُ ٱلۡغَيۡبِ فَهُوَ يَرَىٰٓ
一体、彼のもとには不可視の世界*の知識があり、彼は(それを)目にしているというのか?
أَمۡ لَمۡ يُنَبَّأۡ بِمَا فِي صُحُفِ مُوسَىٰ
いや、彼はムーサー*の書巻にあることを、知らされなかったのか?
وَإِبۡرَٰهِيمَ ٱلَّذِي وَفَّىٰٓ
そして、(アッラー*の命令を)全うした、イブラーヒーム*の(書巻にあること)を?
أَلَّا تَزِرُ وَازِرَةٞ وِزۡرَ أُخۡرَىٰ
(罪の)重荷を背負う者は、他者(が犯した罪)の重荷まで背負うことがない、ということを(、知らされなかったのか)?
وَأَن لَّيۡسَ لِلۡإِنسَٰنِ إِلَّا مَا سَعَىٰ
また人間には、自分が努力したもの(の報い)しかない、ということを?
وَأَنَّ سَعۡيَهُۥ سَوۡفَ يُرَىٰ
また、その努力はやがて(来世で)目に見えるものとなり、
ثُمَّ يُجۡزَىٰهُ ٱلۡجَزَآءَ ٱلۡأَوۡفَىٰ
それから全き応報で、それを報われるのだということを?
وَأَنَّ إِلَىٰ رَبِّكَ ٱلۡمُنتَهَىٰ
また(復活の日*、全創造物の)行き着く先は、(使徒*よ、)あなたの主*にこそあるということを?
وَأَنَّهُۥ هُوَ أَضۡحَكَ وَأَبۡكَىٰ
また、本当にかれこそが笑わせ、泣かせるのだということを?
وَأَنَّهُۥ هُوَ أَمَاتَ وَأَحۡيَا
また、本当にかれこそが死なせ、生かすのだということを?
وَأَنَّهُۥ خَلَقَ ٱلزَّوۡجَيۡنِ ٱلذَّكَرَ وَٱلۡأُنثَىٰ
また、かれが雌雄の番いを創造されたのだということを?
مِن نُّطۡفَةٍ إِذَا تُمۡنَىٰ
一滴の精液から、それが(子宮へ)注がれる時に。
وَأَنَّ عَلَيۡهِ ٱلنَّشۡأَةَ ٱلۡأُخۡرَىٰ
また、かれにこそ(復活の日*)、もう一つの創造が委ねられているということを?
وَأَنَّهُۥ هُوَ أَغۡنَىٰ وَأَقۡنَىٰ
また、かれこそが(お望みの者を)富ませ、所有させ(、満足させ)られるのだということを?
وَأَنَّهُۥ هُوَ رَبُّ ٱلشِّعۡرَىٰ
また、かれこそはシリウスの主*だということを?
وَأَنَّهُۥٓ أَهۡلَكَ عَادًا ٱلۡأُولَىٰ
また、かれこそが最初のアード*を滅ぼされ、
وَثَمُودَاْ فَمَآ أَبۡقَىٰ
サムード*も(滅ぼし)、(一人たりとも)残してはおかず、
وَقَوۡمَ نُوحٖ مِّن قَبۡلُۖ إِنَّهُمۡ كَانُواْ هُمۡ أَظۡلَمَ وَأَطۡغَىٰ
(彼ら)以前には、ヌーフ*の民も(滅ぼされた)、ということを?本当に彼らこそは、(それ以後の者たち)より不正*がひどく、より放埓だったのだ。
وَٱلۡمُؤۡتَفِكَةَ أَهۡوَىٰ
また、転覆した町々。(アッラー*はそれらをひっくり返し、)墜落させられ、
فَغَشَّىٰهَا مَا غَشَّىٰ
そして覆うものが、それらを覆った。
فَبِأَيِّ ءَالَآءِ رَبِّكَ تَتَمَارَىٰ
ならば一体、(不信仰な人間よ、)あなたは自分の主*のいずれの恩徳について、懐疑しているのか?
هَٰذَا نَذِيرٞ مِّنَ ٱلنُّذُرِ ٱلۡأُولَىٰٓ
これは、先代の警告者たちの内の警告者なのである。
أَزِفَتِ ٱلۡأٓزِفَةُ
近づくもの(復活の日*)は、近づいた。
لَيۡسَ لَهَا مِن دُونِ ٱللَّهِ كَاشِفَةٌ
アッラー*をよそに、それ(の到来の時)を明かすものはない。
أَفَمِنۡ هَٰذَا ٱلۡحَدِيثِ تَعۡجَبُونَ
(シルク*の徒よ、)一体あなた方は、この話に驚いているのか?
وَتَضۡحَكُونَ وَلَا تَبۡكُونَ
そして(嘲笑して)笑うだけで、(警告を怖れて)泣きはしないのか?